ようやく電話が繋がって、山岳地帯の被害状況が分かってきました。
チャリス村周辺にあるゴルガー郡、ダーデン郡、ヌワコット郡、ラスワ郡、シンドゥパルチョク郡では、壊滅的な被害があったことが分かりました。
チャリス村では、死者は出なかったものの、一人けが人がいるとのこと。
村には100軒ほどの家があり、5人家族が多いそうなので、人口はおよそ500人程。
学校は建物が崩れてしまい、村の共同水道も壊れて水が出なくなっていました。
そして、村人が住む家も倒壊したり、傾いてしまったりと、今まで通り使えない状況でした。
当日は、土曜日で学校がお休みだったこと。そして、幸運にも村の半数近くの人が村近くの渓谷にある温泉(タトパニ)で養生していて多くの人が難を逃れることができたのでした。
不思議なことにこの温泉旅行は、珍しくビルさんの兄が呼びかけて行った慰安旅行。
普段ならば、土曜日は子供は家にいることが多いので、もし温泉へ行っていなかったら多くの被害が出たかもしれません。
そういった偶然が重なって、チャリス村は、最小限の被害で済んだのですが、地震の後は崩れた家の中には入れず、外にブルーシートを貼って野外で寝起きしている状態が続いています。
そして、地震で崩れた貯蔵庫に入れず、食べ物が手に入らない厳しい状況でした。
しかし、地震から5日も経つのに政府からの支援が全く届いていない状況だと聞き、カトマンズにいるチャリス村出身者に声を掛け、持てる限りの食料を持って村へ行くことにしました。まだ、余震が続く中その決断はとても勇気がいるものだったそう。
荷物を持って歩いて向かうと慣れた人でも2日半かかる行程。まだ、余震が続く中崩れた斜面の下を歩くのはとても怖かったといいます。
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