チャリス村へ到着すると、地震当日に怪我を負ったおばあちゃんがまだ病院に行けずに苦しんでいました。
早速、衛星電話でヘリを要請しましたが、チャリス村にはヘリコプターが着陸できず、歩いて2時間程のシェルトゥン村へおばあちゃんを連れて行きました。
ビルさんが到着するまで一週間。ヘリコプターで病院へ行くまでに5日間程かかりようやく治療を受けることができました。
命に別状は無かったとはいえ、頭に裂傷を負い、腰や足など全身を打撲していたので、ずっと痛んでいたはずです。病院で治療を受けられて、ホッとした表情だったといいます。
元々、チャリス村は山岳地帯で、病気やけが人を病院に連れて行くことが困難な地域でした。
例えば、家族が病気になってしまって病院へ行こうとすれば、ヘリコプターで行くしか方法がなく、それにはたくさんの費用がかかります。
その場合、家畜や家を売却して資金を調達することもあり、一家離散で生活がままならない世帯に追い込まれてしまう家族もあるといいます。
この地での暮らす人達にとって、病院へ行くことが叶わず、些細な怪我や病気が命とりになることも珍しくないそうです。
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